【2023年の過ごし方 – 二十四節気 雨水 -】
いよいよ雪解け始動!2月19日から、二十四節気の一つ、「雨水」に入りました
地上の雪や氷がとけて水となり、雪に変わって雨が降る頃。また、草木の芽が出はじめる頃。太陽の黄経(黄道の一点と春分点がつくる角度)は330度。
いよいよ雪解け始動のとき。少しずつ暖かくなり、自ら動き出すための環境が自然と整ってきたのを感じます。
そこで、本日は、2023年の過ごし方について、意識すべき点に触れてまいります。
2023年「癸卯(みずのと・う)」の語源
癸(みずのと)の語源=「はかる・コンパスを回す・四方を見渡す・則・道など」
万事筋道を立てて物事を考え、処理していくこと。
道理に則りさえすれば、大きな転換点を迎えることができる年なのだそうです。
卯(う)の語源=「門を無理に押し開けて中に入り込む・冒す・しげる・繁茂」
新たな世界の扉を開き、今まで放置していたことに積極的に手をつける時。
新たな開発や仕組みづくりに適した年と言えるでしょう。
2023年心がけたいこと
「常に、次につながる前向きな展開のゴール設定をした上で、理念や原理原則を考えながら、物事を進めること」
「新しいしくみを構築するときに、自分の考えに固執せずに、真逆の意見にも耳を傾けながら皆で創り上げること」
いかがでしょうか。
暦の上では春が始まり、気分を新たにした後、より本年の特徴を実感し始めた方もいらっしゃるかもしれません。
自然界のリズムに身を委ねていると、自分が今、「どの視座に立っているのか」「どこに向かっていて、現在どの位置にいるのか」、その輪郭がはっきりと見えてきます。
自分の心や体の声にも耳を傾けてみましょう。
自分自身の心身の機微を感じ取れる人は、同じようにお相手や周囲のことを察することができ、必要な手を必要なタイミングで差し伸べることができます。
自分の周りに起こる人・もの・出来事は自分自身の写し鏡であることを、私たちは潜在的に知っています。人が100人いれば100通りの考え方があることを受け入れる俯瞰した物の見方をしていれば、「自分だけが正しく相手は間違っている」といった考えには至らないものです。
もちろん人はみな道半ば。学びは続いていくことと思います。私自身もなるべく俯瞰した視座で物事を捉える時間を少しでも長くできるよう日々心掛けております。
当アカデミーでは、国際人として、日本人として、一人の人間として、自分を整え、品性を磨き続ける場をこれからも創っていきたいと考えております。
最後までお目通し頂き、有難うございます。
皆さまにとって、素晴らしい2023年になりますように…改めて祈念いたします。
ユウキアユミワールドアカデミー
クォンタムヴォイスアカデミー
校長 由結あゆ美