梅雨の時期、知っておきたい香りのマナー
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気象庁によると、関東甲信越の梅雨入りはもう間近のようですね。 梅雨の時期はなんとなくすっきりしない気持ちになりがちですが、訪問先に伺ったとき、ふわっといい香りがするとそれだけで気分が良くなるということ、ありませんか? 本日は梅雨の時期をスッキリと過ごすための香りのマナーについてお伝えします。
湿度が高くなるこの時期、皆さん、1年の中でも香りに敏感になりやすいようです。
「相手がいい香りだと打ち合わせ中も気分がいい」
「良い印象として記憶に残る」という意見をよく伺います。
人間の五感のうち、嗅覚で得た情報が最もダイレクトに脳に伝達されると言われています。
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鼻から嗅いだ香りや匂いは最初に、脳の「大脳辺縁系」に直接伝わります。
大脳辺緑系は、快適か不快かを本能的に嗅ぎ分ける原始的脳でもあるので、嗅いだ香りの好き嫌いが、 本能的意欲・感情・自律神経にダイレクトに影響を与えます。
香水は、ビジネスの場面では人によって香りの好き嫌いがあるため難しい側面もありますが、つけるのであれば、日本では清涼感のある香り。
身だしなみに気を付けている印象になり、好感度が上がります。
また、部下を持つ人なら落ち着きのある香り・・・など使い分けてみてください。
香水は、トップノート(10分位までの香り)、ミドルノート(30分くらいからの香り)、ラストノート(2時間以降の香り)…と時間ごとに香りが変わります。
つける場所や量にもこだわりましょう。
香りはあたためられて下から上に香るので、体温の高い場所がおすすめ。
そして、前側よりも後ろ側、上半身よりも下半身の方がほのかに香ります。
なお、マナーとしては、会食の席ではつけないことが望ましく、ホテルでもVIP滞在の折は無臭を基本としています。
香り・匂いについては、歴史から使い方までお話がつきませんが、またの機会にお付き合い頂けましたら幸いです。
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