【香りのマナー】嗅覚で得た情報が最もダイレクトに脳に伝達される。
【香りのマナー】
皆さま、おはようございます。
「美」プロトコール・マナー講師 由結あゆ美です。
梅雨の時期はすっきりしないお天気に、なんとなく憂鬱な気分になりがちですね。
でも、人とお会いしたとき、ふわっといい香りがするとそれだけで気分が良くなるということ、ありませんか?
本日は、梅雨の時期をスッキリと過ごすための香りのマナーについてお伝えします。
湿度が高くなるこの時期、皆さま1年の中でも香りに敏感になりやすいようです。
「相手がいい香りだと打ち合わせ中も気分がいい」
「良い印象として記憶に残る」
というお話をお聞きすることがよくあります。
人間の五感のうち、嗅覚で得た情報が最もダイレクトに脳に伝達されると言われています。
鼻から嗅いだ香りや匂いは最初に、脳の「大脳辺縁系」に直接伝わります。
大脳辺緑系は、快適か不快かを本能的に嗅ぎ分ける原始的脳でもあるので、嗅いだ香りの好き嫌いが、本能的意欲・感情・自律神経にダイレクトに影響を与えます。
香水は、ビジネスの場面では、人によって香りの好き嫌いがあるため難しい側面もありますが、もしつけるのであれば、日本ではこの時期は特に清涼感のある香りがおすすめ。
身だしなみに気を付けている印象になり、好感度が上がります。
また、部下を持つ人なら落ち着きのある香り・・・など、上手に使い分けてみてください。
また、つける場所や量にもこだわりましょう。
なお、マナーとしては、会食の席では極力つけないことが望ましいことも付け加えておきます。
香りをつけられない場面でも、内側から自然に広がる上質な香りを身にまとう方法もあります。
香り・匂いについては、歴史から使い方までお話がつきませんが、この続きはまたの機会にお付き合い頂けましたら幸いです。
ユウキアユミワールドアカデミー
代表 由結あゆ美
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