『令和5年 靖國神社正式参拝・直会』のご報告
日本人が永年大切にしてきた先祖崇拝。
私たちの命をつないでくださったご先祖様への感謝の気持ちを持ち、今を真剣に生き、後世の発展につなげようと願う人々が集う場所。
それが靖國神社です。
鳥居をくぐった瞬間からりんとした空気が漂います。
参集殿に集う参加者の皆さま。
靖國神社での参拝が初めてという方が半数以上で、さらに正式参拝は初めてという方が8割程。「靖國神社が初めての方に少しでも多くお運び頂きたい」との思いが実現しました。
拝殿での祝詞奏上とお祓いを受け、本殿へ移動します。
明治5年に建てられた本殿には、246万6千余柱の御神霊がお鎮まりになります。靖國神社に籠められた先人たちの想いが心の奥底にまで沁み通ってきます。
次に、靖國会館での直会が始まりました。
まずは、全国から集まったお仲間とのかけがえのない食事の時間。
「多くの命と皆さまのお陰により、このご馳走に恵まれました。このご縁を喜び有難く頂きます。」
続いて、能楽師 大倉流大鼓 重要無形文化財総合指定保持者 文化庁 日本遺産大使 大倉正之助先生によるご講話「テーマ:日本人の潜在能力を開く能楽の秘密」。
素晴らしいご高説の後は、貴重な大鼓独奏をご披露頂きました。
大倉先生のお声と大鼓の調べに魂が揺さぶられました。
続いて、靖國神社 権禰宜 野田安平様のご講話「テーマ:靖國神社とは日本にとってどのような場所なのか」を頂きました。
まさにここでしか聞けない知識の宝庫!
靖國神社の歴史や意義についてあらゆる角度から解説頂き、大変学び多き時間を過ごさせて頂きました。
続いて、講話「テーマ:令和5年を迎えて ここでしか聞けない日本人として大切なこと」
学長 稲井英人と 校長 由結あゆ美による寸劇も交えながら、ご先祖様への感謝と、昔の日本人がもともと使っていた美しい言霊(言葉)・音霊(声)・型霊(礼儀作法)が、本来の日本人力を引き出す鍵であることをお伝えさせて頂きました。
靖國神社という特別な場所で、私たちの命をつないでくださったご先祖様への感謝の気持ちや、日本人の素晴らしさなどをお話させて頂きましたが、皆さまの中で何か気づきにつながるものがあったのであれば嬉しく思っております。
そして、この場を作り上げるために尽力したスタッフ一同の紹介。
今後もぜひ日本人としての礎の場所に足を運んで初めてわかる日本人としての誇りを胸に、ご自分自身を整えるとともに、次世代の方々へつないでいきましょう。
最後は大倉先生による一本締め。
会場がひとつになりました。
事前準備から当日まで大変お世話になった靖國神社の皆さま、ご登壇頂いた大倉先生、野田様、直会の席のお食事を手配してくださった松屋銀座様、そして、大切な休日にご参集頂いた皆さま、当日は参加できなかったけれどお心を寄せてくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
誠に有難うございました。
ユウキアユミワールドアカデミー
クォンタムヴォイスアカデミー
学長 稲井英人
校長 由結あゆ美
関係者・スタッフ一同