二十四節気『小雪(しょうせつ)』と“虹”の配色
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2021年11月22日から二十四節気の一つ『小雪(しょうせつ)』の時期に入りました。
寒さが厳しくなく、雪もまだ多くない時期。太陽の黄経は(黄道の一点と春分点とがつくる角度)は240度です。
「この頃から虹が見えなくなる」と、七十二候(二十四節気のそれぞれを初候・次候・末候に分けたもの。気象の推移や動植物の変化を表している)の中で言われているのですが、本日は“虹”とその配色について深めてみたいと思います。
■二十四節気“小雪”の期間に相当する七十二候
[初候11月22日~26日頃]
虹藏不見
にじ かくれてみえず
(虹が見られなくなる)
[次候11月27日~12月1日頃]
朔風葉
きたかぜ このはをはらう
(北風が木の葉を吹き払う)
天気上騰地気下降
てんき じょうとうし ちき かこうす
(天地の気が逆転し、本格的な寒さに向かう)
[末候12月1日~6日頃]
橘始黄
たちばなはじめてきばむ
(タチバナの実が黄色になりはじめる)
閉塞而成冬
へいそくして ふゆをなす
(天地の気がふさがって冬となる)
■虹について
虹は空中の雨粒がプリズムとなり、太陽光線を分解することによって出現します。太陽光線は雨粒の中に入る時と、雨粒の内面で反射されて出ていく時の2回の屈折で、それぞれの色の光線に分かれるのだそうです。
普通の一重の虹は、太陽光線が雨粒の中で一回だけ反射した時に現れます。色の配列は、外側から赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の順です。雨粒の中で2回反射すると、色の順番はその逆になります。まれに現れる二重の虹の外側の虹が、この2回反射の虹なのだとか。
プリズムとなる雨の粒が大きいほど光の分解度は大きいと言われ、夕立や雷雨の後に鮮やかな虹が立つのはこのためです。逆に雨粒が小さいと光の分解は小さく、虹の鮮やかさも薄れます。糠雨(ぬかあめ)や霧の中では白い虹が見えることもあります。
■虹の色と同じ配列の『声診断ソフト』とは
虹の色の配列は、前述した通り、外側から赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の順です。
弊社が人材育成事業に導入している2万人以上の臨床データを基にした声診断ソフト(クォンタムヴォイス)でも、代表的な色は7色(基本は12色)で表します。
色彩心理学、音声心理学、チャクラ理論を基軸に色を配列しています。さらに、トマティス理論の考え方も取り入れ、“人の身体の各部位にそれぞれの周波数の音が対応すること”を応用して製作されています。
※参考:トマティス理論とは…フランスの耳鼻科医であるアルフレッド・A・トマティス博士の理論によると、4000~6000ヘルツは頭、2000~3000ヘルツは首、750~2000ヘルツは胸、500~750ヘルツは腰、250ヘルツはお尻の高さによく響くといわれている。
赤(レッド)=仙骨
橙(オレンジ)=丹田
黄(イエロー)=お腹
緑(グリーン)=胸
青(ブルー)=喉
藍(ネイビーブルー)=眉間
紫(バイオレット)=頭頂部
リモート時代に必須の声を磨く画期的な声診断ソフト『クォンタムヴォイス』はいよいよ来年春にリリース予定です。
詳細は改めてお知らせいたします。
最後までお目通し頂き、有難うございます。
皆さま、どうぞ素晴らしい小雪の時期をお過ごしくださいませ。
ユウキアユミワールドアカデミー
校長 由結あゆ美