新年度スタート!清明(せいめい)の時期の意味と過ごし方
4月、新年度が始まり、新たな環境や気構えで仕事をスタートなさった方も多いのではないでしょうか。
ぜひ仕事やプライベートでもさらにスムーズに動ける心と身体を育みたいものですね。
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さて、4月5日より二十四節気『清明(せいめい)』に入りました。
清明とは「清浄明潔」という言葉を略したもので、「天地が澄んで清々しく、万物が生き生きしている」という意味です。
二十四節気(太陽の黄経にしたがって、一太陽年を24分し、それぞれに季節的な特徴となる名称をあてた)の5番目にあたり、春を6つに分けたうちの5番目の節気。毎年4月5日〜4月19日頃にあたります。気候は温暖になり、空が青く澄み渡る時期です。
今回は、この時期を気持ちよく過ごすために、清明の時期の意味と手軽にできる過ごし方についてご紹介します。
二十四節気“清明”の期間に相当する七十二候
(二十四節気のそれぞれを初候・次候・末候に分けたもの。一候はおおむね5日間。気象の推移や動植物の変化を表している)について
[初候 4月5日~9日頃]
玄鳥至
つばめきたる
(ツバメが南から渡ってくる)
桐始華
きりはじめてはなさく
(桐の花が咲きはじめる)
[次候 4月10日~14日頃]
鴻雁北
こうがん かえる
(ガンが北に渡っていく)
田鼠化為駕
でんそけしてうずらとなる
(クマネズミがウズラに姿を変える)
[末候 4月15日~19日頃]
虹始見
にじはじめてあらわる
(虹が現れはじめる)
虹始見
にじはじめてあらわる
(虹が現れはじめる)
この時期を気持ちよく過ごすために、手軽にできる方法をいくつかご紹介します。
1.自分の姿勢の中で、特に『胸』の状態を確認してみる
コミュニケーションをより良くするポイントは、胸(ハート)にあります。ですが、新しい環境に慣れるまで、周囲に気を遣い過ぎてしまうと胸が緊張の状態に陥ることがあります。
現代人に最も多いパターンは、胸の後ろが猫背になり、肩が前に寄った姿勢。気持ちを閉ざし続けた結果、胸が緊張して縮まってしまいます。さらに、肩甲骨の内側も緊張し、硬くなります。
次に多いと言われるのが、姿勢を良くしようとして胸を張りすぎた姿勢。肩も怒り肩で後ろについているケースが多く、胸のラインが同じく緊張しています。この場合、自分を大きく見せようとしたり、等身大の自分以上の評価を得たいという心理が働いている可能性が高いのです。自分自身が疲れることはもちろん、人にも無理をしている印象や威圧的な印象を与えかねません。
理想的な胸の状態は、背骨が気持ちよく上方向に導かれているため、リラックスしています。安定した腰の上にすっと背骨が乗っているイメージです(体験セミナー・QTVトレーニングでも、正しい姿勢の作り方や声の処方箋“四股踏んじゃった”などをお伝えしています)。心の余裕があり、人とのコミュニケーションが楽で、すぐに人と仲良くなることができます。お相手にも安心感を与えます。
2.『グリーン』と相性の良い音楽を聴く
緑(自然)と相性の良い音楽のひとつとして、モーツァルトもおすすめです。かろやかなメロディに耳をゆだねてみてください。胸が解放され、心身に余裕が生まれてくることでしょう。
さらに、緑(グリーン)の周波数帯に合わせて制作した音楽は、オンラインサロン『クォンタムヴォイスアカデミー』で聴くことができます。各色の周波数帯に合わせた音楽が聴き放題です♪
3.『食べ物』に意識を向けてみる
季節に合った食材を取り入れた健康管理も仕事のうち。陰陽五行では春は肝臓が活発に働く季節と言われます。花粉症などのアレルギー反応は肝臓が過敏で粘膜が熱を持って乾いているからなのだそうです。
春の食材として、春に芽吹く食材をはじめ、レバーやにら、春キャベツなど季節の食べ物を体に取り入れてみましょう。
4.自然のあるところに行く・見る
山や森、小川のせせらぎが聴こえる場所、公園、街路樹の続く道を歩いてみます。身の回りにある自然にできるだけ親しみましょう。オフィスやご自宅にある観葉植物や花、動物の様子にもいつもより心を留めてみましょう。
お気に入りの木があれば触ってみるのもいいですね!
自分の体や自然界など身近なことに意識を向けてみると、心のゆとりが生まれてくることでしょう。
どうぞ清々しい新年度のスタート時期をお過ごしになりますように♪
ユウキアユミワールドアカデミー
クォンタムヴォイスアカデミー
校長 由結あゆ美