【オリンピックデー！私たちにできること】

皆さま、おはようございます。
プロトコール・マナー講師　由結あゆ美です。



昨日６月２３日はオリンピックデーでした。

１８９４年６月２３日にオリンピック復興のための国際会議がパリで開かれ、２年後の１８９６年にギリシャのアテネで第１回近代オリンピックを開催すること、ならびに、その主催者たる国際オリンピック委員会（IOC）の設立が決定しました。

古代ギリシアで行われていた「オリンピア祭典競技」は、紀元前９世紀頃にはじまったと言われています。古代オリンピックはギリシアを中心にしたヘレニズム文化圏の宗教行事でした。最後の古代オリンピックが開催されたのは３９３年。１５００年もの時を経て近代オリンピックが復興したのです。

これを記念して設けられたのがオリンピックデーです。

IOCでは、「スポーツを通じて相互理解と友好の精神を養い、平和でより良い世界の建設に貢献する」というオリンピックの基本精神を普及させるため、オリンピックデーにちなんだ記念式典や各種協議会などを開催するよう、各国のオリンピック委員会に呼びかけています。

さて、２０２０年東京オリンピックも日毎近づいて参りました。
東京2020オリンピック聖火リレーで用いるトーチは、 日本人に最もなじみ深い花である桜をモチーフとしています。
2020年3月、桜の季節の訪れとともに、日本の国花である桜のトーチが日本全国を巡るのですね。

オリンピックトーチの素材の一部には、東日本大震災の復興仮設住宅のアルミ建築廃材を再利用しているとか。人々の生活を見守ってきた仮設住宅が、平和のシンボルとしてオリンピックトーチに姿を変え、一歩ずつ復興に向けて進む被災地の姿を世界に伝えているそうです。「希望の道」を照らす、121日間という長期に渡る聖火リレーにも、今後注目していきたいと思います。

オリンピックにまつわる話は尽きませんが、２０１９年、私たちは、日本人として、国際人としての自信と誇りを持ち、物事に臨んでいきたいものです。

株式会社ユウキアユミワールドアカデミー
代表取締役 由結あゆ美