【“お盆”の意味と過ごし方】本日から立秋。暦の上では秋が始まりました。
皆さま、おはようございます。
「美」プロトコール・マナー講師 由結あゆ美です。
本日から立秋。暦の上では秋が始まりました。
お盆間近、お墓参りやご家族との時間を計画していらっしゃる方も多いと思います。
そこで、本日は改めて、“お盆”の意味と過ごし方をご紹介します。
お盆とは、祖先の霊をお迎えし、祀る行事です。
西暦538年頃の仏教伝来以来から、古来日本では「先祖祭り」が行われ、これに仏教行事「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が合わさって、現在の形ができたと考えられています。
盂蘭盆(うらぼん)とは正しくは「盂蘭盆会」のことで古代サンスクリット語の“ullambana(ウランバナ)”を音訳したものです。
これは、“地獄や餓鬼道に落ちて逆さづりにされ苦しんでいる”という意味です。
お釈迦様の弟子である木蓮は、神通力があり、亡き母が餓鬼道に堕ちて苦しんでいる姿を見て「なんとか救いたい!」とお釈迦様に訴えました。すると、「7代前までの先祖や父母たちを供養すれば、母は苦しみから逃れられる」と教えられた…と言われています。
こうして、もともと“親孝行”から始まったとされるお盆は、現在は先祖を浄土から迎えて供養し、感謝をする行事として定着しました。
ご先祖様へはもちろんのこと、周囲の方々への感謝の期間として、改めて過ごしたいものですね。
ユウキアユミワールドアカデミー
代表 由結あゆ美
■プライベートレッスン、企業研修・各種講演依頼は随時承っております。
お気軽にお問い合わせください。