【言葉遣いのマナー】それぞれのシーンやお相手がどのような言葉を好むかを推測して遣い分ける【“言い回し”と“語尾処理”の威力】
皆さま、おはようございます。
「美」プロトコール・マナー講師 由結あゆ美です。
皆さまは、日々お使いになる言葉の持つ力を感じることはありますか。
「〜してください。」
私は日常の会話や手紙の中に綴る言葉の中に、できるだけこの言葉を使わないようにしています。
「〜してください。」は「〜しなさい。」を丁寧にしたものですが、お相手に“指示・命令”を出している言葉です。
そこで、ケースにもよりますが、私はお相手へのメッセージにこの言葉を使うとき、一瞬筆を止めて別の言葉に言い換えることがあります。
指示したい場面では、
「もし〜ならば、◯◯していただけないでしょうか。」
慣用句として用いる場合も、例えば、
「どうかお身体おいといください。」を、
「どうかお身体おいといになりますようお祈り申し上げております。」に言い換えます。
このような微妙な言い回しは、それぞれのシーンやお相手がどのような言葉を好むかを推測して遣い分けるようにしています。
最後までお目通し頂き、有難うございます。
このお話の続きは、またの機会にお付き合い頂けましたら幸いです。
ユウキアユミワールドアカデミー
代表 由結あゆ美
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