【大人の教養】靖國神社 2021年の春季例大祭(4月21日から23日までの3日間)
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“靖國神社”―あなたは説明できますか?
現在、靖國神社において4月21日から23日までの3日間、春季例大祭が執り行われています。
「日本とはどのような国なのか?」
「天皇家とは?」
「神社仏閣はどんな意味を持つのか?」
日本人として、国際人として、自分の国のことを海外の方に向けて説明できることは教養の一つであると私たちは考えております。
『靖國神社で最も重要な祭典は、春秋に執り行われる例大祭です。春の例大祭は4月21日から23日までの3日間で、期間中、清祓・当日祭・第二日祭・直会の諸儀が斎行されます。 当日祭に先立って斎行される「清祓」では、神職はもとより祭儀に用いる諸具に至る一切が祓い清められます。当日祭では、生前、お召し上がりになっていた御饌御酒(みけみき)や海の幸、山の幸などの神饌50台をお供えして神霊をお慰めし、平和な世の実現を祈ります。 また、この日には、天皇陛下のお遣いである勅使が参向になり、天皇陛下よりの供え物(御幣持)が献じられ、御祭文が奏上されます。 春季例大祭の期間中、境内では、各種奉納芸能、特別献華展やさくらそう展などの奉祝行事も繰り広げられます。』(靖國神社HPより)
靖國神社とはそもそも何なのでしょうか。
―――明治天皇の玄孫である竹田恒泰氏によると、“ご英霊のためにある”のだそうです。つまり、国のために身を挺して戦ってくださった方々が神様として祀られているのです。
さらに、誰が、誰に、何を祈る場所なのでしょうか。
―――竹田氏によると、“天皇陛下がご英霊に感謝を祈る場所である”とのこと。天皇陛下の祭祀の施設であり、そこで国の安寧、安泰を祈るのです。
毎年の春季例大祭と秋季例大祭では、天皇の代理人(勅使)が、天皇に代わって参拝します。
天皇陛下は、勅使が代理参拝した時には、同じ時間に遥拝(遥か遠くからその方向を向いて拝むこと)をされているのだそうです。もちろん、直接、参拝に行く方がいいのですが、残念ながら参拝に行くことができないため、その時間に合わせて、遥拝をしていらっしゃるのです。昭和天皇が最後に参拝された昭和50年以降もずっと続けていらっしゃるとのこと。それを思うたびに頭が下がります。形がかわろうと、今もその思いは踏襲されているのです。
日本人が永年大切にしてきた先祖崇拝。
その中にこそ、私たちの潜在能力を開くヒントが隠されています。私たち大人が、命をつないでくださったご先祖様への感謝の気持ちを持ち、今を真剣に生きることこそが、未来を担う子どもたちの発展につながると信じております。
※令和元年9月22日、当アカデミーでは「靖國神社正式参拝御奉納」を主催させて頂きました。日本国内はもとより、諸外国からも参列頂き、テレビ朝日ニュースにも取り上げて頂きました。ご覧いただけましたら幸いです。
▼正式参拝後奉納の『投稿記事』はこちら
“靖國神社御創立150年記念 正式参拝・御奉納”のご報告
▼正式参拝後奉納の『動画』はこちら
最後までお目通し頂き、有難うございました。どうぞ素晴らしい一日をお過ごしくださいませ。
ユウキアユミワールドアカデミー
学長 稲井英人
校長 由結あゆ美