【クリスマス・カードのマナー】“お相手やご自身がキリスト教かどうか“の視点を加える
皆さま、おはようございます。
「美」プロトコール・マナー講師 由結あゆ美(ゆうきあゆみ)です。
クリスマスのイルミネーションが美しい時期になりました。
新年に神社で手を合わせ、結婚式を教会で挙げ、お葬式は仏式で行い、ハロウィンパーティーに参加し、クリスマスを祝う…。
“宗教のベースがない、なんでも取り入れる日本人“と言われることがありますが、私は、“日本人は良いものを取り入れ、独自の文化をつくることに長けている”と思います。
四季があり、山や水に囲まれた自然豊かな風土が、他を受け入れる寛容さを培ったのでしょう。
さて、本日はクリスマスにちなんで、クリスマス・カードについて。皆さまは毎年贈る習慣はありますか?
今、文具店に行くと、綺麗なカードがたくさん並んでいますね。
目移りしてどれがいいか迷ってしまうことも…。
そんなときの指針のひとつとして“お相手やご自身がキリスト教かどうか“の視点を加えることをおすすめします。
厳密にいうと、差出人または受け取る方、もしくはその両方がキリスト教徒でない場合は、
「Merry Christmas」は避け、「Season’s Greetings」や「Happy Holiday」などの文言を用います。
なお、国によっては宗教上のトラブルが増えてきたため、宗教を問わず使えるカードが主流になってきているそうです。
カードや手紙には発信者と受信者が存在します。
真心を伝えつつトラブルを未然に防ぐ贈り方…これからの時代、ますます必要になってきます。
弊社レッスンでは、格式の高い席から日常のシーンで通用するマナーについて、お伝えしております。
最後までお目通し頂き、有難うございます。
また次回もお付き合い頂けましたら幸いです。
ユウキアユミワールドアカデミー
代表 由結あゆ美
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