【お礼状は、相手に好印象を残す最高のツール】お相手に対する敬意と御礼の気持ちを
「美」プロトコール・マナー講師 由結あゆ美です。
皆さまはお相手にお礼の気持ちをお伝えする時、どのようになさっていますか。
「君のことはなぜか覚えていてね。連絡したんだよ。」
レッスン受講生のKさんは、御礼の連絡の仕方を見直したことで、目上の方からこのようにお声をかけて頂け、素晴らしいご縁につながるということが何度も起こるようになりました。
“お礼状は手書きの手紙で出す”
最高格のマナーです(最高格のマナーに則った手紙の場合、書式や文言はもちろん、使う便箋や封筒、インクの色など細かい決まりがあります)。
手紙は古式ゆかしいマナーに則って心を込めてしたためることで、お相手に好印象を残すことができる、基本にして最強のツールです。
とはいえ、人工知能の技術が進み、思ったことを次の瞬間に相手に伝えられることもそう遠くない時代、手紙は相手に届くまでに時間と手間がかかるツールだと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
私自身もプロトコールと古式ゆかしい日本の作法を踏まえながら、TPOに合わせて発信する指導を十数年にわたりさせて頂いておりますが、特にここ1.2年の時代の変化を感じています。
お相手にお礼の気持ちを伝えたいとき、私はその方との間柄(目上の方かどうか、ビジネスの付き合いなのかプライベートの付き合いなのか、お会いしたときのやり取り、など)やその方の個性に合わせて、気持ちをお伝えするように心がけています。
一般的な伝達方法としては、電話、手紙、Eメール、SNSなど様々な手段がありますが、以下の3点に思いを巡らせてみます。
1 お相手に対する敬意と御礼の気持ちがしっかり伝わるか?
2 ひとりよがりになっていないか?
3 お相手に爽やかな残り香を感じて頂けるか?
このお話の続きはまたの機会にお付き合い頂けましたら幸いです。
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